バックナンバー:2014

■佐渡寒ブリ漁・・(12月31日放送)
佐渡の寒ブリ漁の漁船に乗せていただいた。
雪の中、4隻の船がだんだん間合いを詰めながら網を揚げていく。
ほとばしる水しぶきから、もうもうと蒸気があがり、ブリのエネルギーを感じながらの撮影だった。
■雪の萬代橋・・(12月24日放送)
冬の街は夜景が美しい。
昨冬、雪が降っている日に新潟市の萬代橋を撮影に行った。
降る雪に街灯の光がにじんで 美しい。
寒さの中黙々と渡る人の中に、仲良く並んだ傘を見つけると、何か心が温まる。
■築地の魚市場・・(12月17日放送)
初めて、築地の魚市場を撮影させてもらうことができた。
元は駅舎ということで、細長い場所におびただしい魚箱が並ぶ。
セリがないので、比較的静かな雰囲気で商談が進む。
この大量の魚箱が毎日、朝9時過ぎにはすっかり運ばれてなくなってしまうのは驚きだ。
■鍋の季節・・(12月10日放送)
先月、雑誌の取材などでたくさんの鍋料理を撮影した。
ぐつぐつと煮立っているところを撮りたいのだが、チャンスを逃すと素材の色が悪くなってしまう。
ほんの10秒ほどが勝負の時間だ。
■実験装置・・(12月03日放送)
ある工業系大学の取材でいろいろな実験シーンを撮影させてもらった。
最新の研究をしている実験室の一角に、今は使っていない古い実験装置が置かれていた。
大きなレンズや、梨地の塗装がされた金属部分の存在感に引き付けられ撮影させてもらった。
■葛塚市のおばあさん・・(11月26日放送)
旧豊栄市の葛塚市を撮影に行った。
地元の方がたくさん出店していて家で獲れた野菜や山で採ってきたキノコなど持ち込んでいた。
通りかかると「ホレ、うんめすけ持って行きなせや」 などと言って、商品をタダでたくさんもらってしまった。
■小国和紙・・(11月19日放送)
長岡市の小国に古くから伝わる和紙の製造を撮影させてもらった。
1枚1枚ほとんどが手作業で作られていく。
工程を見た後で仕上がった和紙を見ると、人間と紙の歴史の深さを感じずにはいられなかった。
■取り残された銅像・・(11月12日放送)
旧寺泊町の山ノ脇という所の田んぼの中に二宮尊徳の銅像が立っている。
かつて小学校があったのだが、移転の際に取り残されたそうだ。
移転した小学校も10年ほど前に閉校。集落の人たちはこの銅像を見て昔のことを思い出している。
■フイルムの星空・・(11月05日放送)
星空の撮影は今でもフイルムで撮影しているが、
その独特の味はデジタルカメラでは出すことができない。
写真は20年以上前の高感度フイルムで撮影したものだが、
粒子がザラザラなのに、デジタル写真に比べて星の輝きが力強く写っている。
■活発な太陽・・(10月29日放送)
3年位前から、太陽の表面を観察できる望遠鏡で、
プロミネンスなどを撮影してきた。
ここ1年くらい目立った活動を撮れなかったが、
先日プロミネンスが、太陽の重力を振り切って宇宙に飛び出していく様子を撮影できた。
■新潟ジャズコンテスト打ち上げ・・(10月22日放送)
3回目となる新潟ジャズコンテストを撮影させてもらった。
全国各地からやってきた参加者がコンテスト終了後の打ち上げでも、
素晴らしいプレーを披露してくれた。
音楽をやっている人たちは、いつでもどこでも一体になれて、素晴らしいと思った。
■皆既月食・・(10月15日放送)
10月8日、3年ぶりの皆既月食が全国的に見られた。
今回は新潟も晴れて、自宅の前からのんびりと、透き通るような赤銅色の月を眺めた。
近所の人も大勢出てきて、会話が弾み楽しい夜となった。
当日撮影の動画はこちらから
 http://youtu.be/beYc42gbOWw
■古い集落・・(10月07日放送)
新潟市の早通地区には昔からある農村の集落が残っている。
そこを歩くと、まるでタイムスリップしたような懐かしい情景が目に入ってくる。
学校が終わり走って遊び場に向かう子供たちが次々にあいさつして通り過ぎていき、心が洗われるようだった。
■長岡の市・・(10月01日放送)
長岡駅前の五十の市へ行ってきた。
出店はまばらで少し寂しい感じだったが、お客さんは多いほうだった。
いろいろな市を点々としているという、履物屋さんの老人といろいろな話をすることができ、
市の楽しさを味わうことができた。
■月見草・・(09月24日放送)
9月初め、海岸線に月見草がたくさん咲いていた。
月見がてら月明かりで花を撮ろうと夜に行ってみると開いた花のひとつひとつに昆虫が留まっていた。
花も虫もはかない命を精一杯生きている姿に感動しながら撮影した。
■工場と花火・・(09月17日放送)
片貝まつりの花火大会 へ向かう途中、
静かに輝いている工場と遠い山の向こうに鮮やかに開く花火の取り合わせが、
とても面白くて車を止めた。
静と動のふたつの世界が画面に収まった。
■いくら・・(09月10日放送)
食欲の秋に向けて、料理の撮影が多くなってきた。
いろいろな料理を見るたび、良く人間はこんなにたくさんの料理を考え出したと感心する。
鮭の子をこんなに美味しく食べれるのは昔の人に感謝である。
■いもり池・・(09月03日放送)
妙高高原のいもり池へ撮影に行ってきた。
スイレンの花のピークは少し外してしまったが、
静かな湖畔はとても落ち着いて撮影できた。
スイレンの葉がところどころで激しく揺れるのだが、
水面下にどんな生き物がいるのか、とうとう確認できなかった。
■夏のサイクリング・・(08月27日放送)
毎年恒例にしている3泊4日のサイクリングを、今年も完走することができた。
4日間ひたすらペダルをこぎ続け、夜はテントで泊まる。
体力的には厳しい旅だが、走って食べて寝る、というシンプルな毎日が、
日常では分からなかった、いろいろなことに気づかせてくれる。
■花火・・(08月20日放送)
今年もたくさんの花火が夜空を飾った。
長岡の花火大会では伝統の正三尺玉やフェニックスも堪能できた。
工夫を凝らした演出は年々花火大会を楽しくさせてくれるが、
昔からある、ぱあっと開いてオレンジ色の火の粉が、静かに長く降り注いでくるものが一番好きである。
■ナスの花粉つけ・・(08月13日放送)
今が旬のナス。新潟県はナスの栽培面積が30年以上日本一なのだそうだ。
農家は他の品種の花粉がつかないように、手で花粉付けをする。
他の作物より膨大な手間をかけ栽培されるから、毎年美味しいナスが食べられるのだ。
■三日月と灯台・・(08月06日放送)
沈みかかった三日月と灯台を一緒に撮りたいと思い、先月末に角田浜に出かけた。
月を大きく撮ろうと望遠レンズで拡大すると、灯台も大きく写ってしまう。
できるだけ灯台から離れようとやぶの中をどんどんバックして行ったが、やぶ蚊軍団の洗礼に遭ってしまった。
■焙煎・・(07月30日放送)
コーヒー店の取材でまわっていると、どの店も焙煎に神経を使っていることが分かる。
正確に時間を計り、温度を管理し、さらに音を聴き、香りをかいで、最高の状態見極める。
その姿を撮っていると、職人が勝負している緊張感が伝わってきた。
 
■夏の星空・・(07月23日放送)
新潟では7月下旬から8月上旬が一番良く晴れて、星空を見るのに適している。
このころは七夕の織姫星ベガや彦星アルタイルをはじめ、
さそり座、いて座、はくちょう座などが天の川に沿って輝いていて、一晩中見飽きることがない。
■キスのお刺身・・(07月16日放送)
浜辺ではキスの投げ釣りをする人をたくさん見かけるようになった。
釣ったキスは魚屋さんで買ったものよりはるかに鮮度がいいから、刺身にするのがおすすめだ。
ただし、写真に撮るにはなかなか美味しそうにならず、苦労する。
■あやめ園・・(07月09日放送)
新発田市のあやめ園へ撮影に行ってきた。
季節ごとにいろいろな花畑の撮影をするが、あやめは初めてだった。
花弁が柔らかいこともあり、格好いい花を見つけるのに大変な時間を使ってしまった。
■シングルモルトウイスキー・・(07月02日放送)
新潟市の古町にある、バー・ジャンヌは開店56周年の老舗だ。
お得意はシングルモルトウイスキーでマスターの高橋さんが、
とても親切に飲み方や特徴などを教えてくれる。
シングルモルトの深い香りとまろやかな味はストレートで飲むのがベストだ。
■新潟シティライド・・(06月25日放送)
新潟市を一回りするサイクリングイベント「新潟シティライド」が先日行われた。
家族や仲間で風景を楽しみ、美味しい食事を食べながら走る姿を、コースを点々としながら撮影した。
撮影中何度も参加者の側に行きたい気持ちが湧いてきた。
■ペット・・(06月18日放送)
ペットショップのイベントで、犬や猫の撮影を依頼された。
激しく動き回る子、飼い主から離れない子、
堂々と座って微動だにしない子、さまざまな性格があるのが面白い。
■日本海タワー閉館・・(06月11日放送)
新潟市の展望タワーの草分け、日本海タワーが今月いっぱいで閉館となる。
ゆっくり回転する床がユニークで座ったまま30分で360度展望できる。
こんなに静かにくつろげる展望台はもうできないかもしれない。
■経麻朗さんと響一郎君・・(06月04日放送)
長年お付き合いさせてもらっているギタリストで作曲家の経麻朗さんが、
初めて息子さんの響一郎君と共演するというので、聴きに行ってきた。
響一郎君作曲のエネルギッシュな演奏に経麻朗さんがついて行けるかハラハラしたが、見事に渡り合った。
さすがである。
■蒸気機関車・・(05月28日放送)
磐越西線の蒸気機関車を津川駅で撮影した。
停車中もいろいろな場所から蒸気が吹いていて、まるで生き物のような印象だった。
たくさんの整備士たちが、入念に点検・整備をしていく。
SLは走らせるだけでも職人技が必要だ。
■離島に渡る船・・(05月21日放送)
沖縄の石垣島周辺の離島へは高速船で渡る。
日によっては波の高いところを絶妙な操縦で乗り切ってゆく。
パイロットにあこがれる若者も多い。
石垣島の離島桟橋には旅の出会いと別れが渦巻いていて心に沁みる光景に出会うこともある
■遠き南十字星・・(05月14日放送)
15年くらい毎年のように沖縄県の八重山地方へ撮影に行っているが、
南十字星が撮影できたのはたった2回だけだ。
今年も残念ながら、十字の4つの星のうち2つしか姿を見せてくれなかった。
また来年!
■スポーツシーズン幕開け・・(05月07日放送)
学生たちのスポーツ大会が始まった。
選手一人ひとりがさまざまな想いを抱き、2度と戻れないそのときに全力を尽くす。
彼らの輝きを撮影していると、こちらも力が湧いてくる。
写真は弥彦競輪場での自転車競技。
 
■鼠ヶ関神輿流し・・(04月30日放送)
リスナーの方から山形県の一番新潟県寄りの集落、鼠ヶ関の祭りの情報を頂いた。
半日掛けて神輿が町内を巡り、最後に川に持ち込んで、
流れていく神輿に水を掛けて付いていくという 奇祭だ。町内が一体となった温かい祭りだった。
■フラメンコギター・徳永兄弟・・(04月23日放送)
フラメンコギタリストの徳永武明さんは長い間親しくさせていただいているが、
息子さんたちもギタリストとして活躍中で、先日演奏しているところを撮影させていただいた。
子供の頃から知っているだけに、鋭い視線でダンサーを追う姿が頼もしかった。
2人の初めてのアルバムも発売。詳しくは http://www.tokunagaduo.com/
 
■フラメンコギター・徳永兄弟・・(04月23日放送)
フラメンコギタリストの徳永武明さんは長い間親しくさせていただいているが、
息子さんたちもギタリストとして活躍中で、先日演奏しているところを撮影させていただいた。
子供の頃から知っているだけに、鋭い視線でダンサーを追う姿が頼もしかった。
2人の初めてのアルバムも発売。詳しくは http://www.tokunagaduo.com/
 
■劇団第二黎明期30周年・・(04月16日放送)
新潟市で活動する演劇集団、第二黎明期が30周年を迎える。
15年ほど前から舞台を撮影させてもらっているが、
シダ・ジュンさんの軽快で洒落た脚本と演出が楽しい。
今回は30周年で役者6名の豪華版、
スピード感のあるストーリー「ペテン師の憂鬱」が19日、20日に演じられる。
詳しくは http://blog.goo.ne.jp/reimeikiabc
■火星が接近・・(04月09日放送)
今月14日に火星が地球に接近する。
天体望遠鏡ではオレンジ色の小さな球に見えるが、
上空の大気が安定している晩には、かつて火星人の造った運河ではないかといわれた、
黒っぽい模様が見えてドキッとさせられる。
■しゅんせつ船・白山・・(04月02日放送)
信濃川の河口にある、新潟港に堆積する土砂を毎日取り除いている、
しゅんせつ船・白山。川底から土砂を吸い上げた後、海に出てそれを捨ててくる。
船員は1週間泊り込みで作業にあたる。絶え間ない地道な仕事が、港の安全を守っている。
■海岸のトンネル・・(03月26日放送)
村上市の笹川流れ。海岸の風景を撮影していると夕日が差し始めた。
古いトンネルの柱の影が壁面に投影され、とても美しいシーンになった。
■加茂の市・・(03月19日放送)
加茂市内で4と9のつく日に開催される市を取材に行った。
世間話に花が咲いたり、 お客が料理の仕方を聞いたり、
どこでも話し声と笑顔が絶えない。
お客さんの大半が年配の人だったのが淋しい感じがしたが、
ずっと続いて行って欲しい、心温まる場所だった。
■はさみ職人・・(03月12日放送)
理美容関係のはさみを作っている職人、栗林さんを撮影させていただいた。
理容師・美容師にとっては仕事を支える道具。
仕上げの工程では一本一本精密に調整していく。
まさに魂のこもった、一丁ができあがる。
■春の海岸・・(03月05日放送)
いよいよ冬も終わり、待ちに待った春が来る。
海岸に出ると穏やかな海とやわらかい日差しが迎えてくれた。
卒業を控えた大学生が、海を見ながらのおやつタイム。
こんな日はずっと心に刻まれることだろう。
■鍋茶屋通り・・(02月26日放送)
新潟市で情緒のある通り、ということで
通称「鍋茶屋通り」の撮影を依頼されることが多い。
数十メートルしかないが、芸妓さんが歩けば、
古き良き古町がよみがえってくるようだ。
こんな通りが数百メートルくらいあればもっといいのに、といつも思う。
■南蛮エビの海鮮丼・・(02月19日放送)
糸魚川市では ほかの地域より大型の南蛮エビ(ホッコクアカエビ)が獲れる。
糸魚川市内のいろいろな飲食店で南蛮エビメニューがあり、
日本一大型で美味しい南蛮エビを堪能することができる。
■柿の種・・(02月12日放送)
以前、柿の種工場を取材させてもらったことがある。
細長い餅がカットされ、焼かれ、味をつけられて製品になる。
袋詰めの前には人の目で不良品がチェックされるが、
大量に流れてくる中から、瞬時に選別するのは神業に見えた。
■シリウス・・(02月05日放送)
夜空で一番明るい恒星、おおいぬ座のシリウスが見ごろだ。
ひときわ目立つオリオン座の 左下に青白く輝いている。
天体望遠鏡で見るとまぶしいくらいで、寒さの中でもじっと見入ってしまう。
■立ち枯れの松林・・(01月29日放送)
新潟市の海岸防風林の松の姿が痛々しい。
普段風景を撮影していて、
立ち枯れの林などがあると被写体として面白いと思っていたが、
身近な場所で、しかも広範囲に枯れている姿を見ると、
自然が壊れていく恐怖感が押し寄せてくるようだった。
■虹雪・・(01月22日放送)
晴天に恵まれたので雪景色を撮影に行った。
たっぷり雪が積もった田んぼをかんじきをつけながら歩いていると、
雪が部分的に虹色に輝いているのをみつけて、撮影にトライ。
目で見るようにはなかなか写ってくれず、
角度や構図を変えて何とか捉えることができた。
■野付半島・道道950号線・・(01月15日放送)
一本の道がずっと半島の先まで走っていて、道の両脇は海だ。
海の向こうには国後島や知床半島が間近に見える。
人も見かけず、本当に最果ての地にいることを実感できる。
■港のカラス・・(01月08日放送)
正月に暗室を片付けていたら、
もう何年もフイルム現像やプリントをしていないことに気づいた。
時間はかかるが、デジタル写真と何かが違う、
フイルムでのモノクロ写真の撮影を今年復活させてみようと決心した。
■百武彗星・・(01月01日放送)
昨年は夜空を華麗に彩るはずだった、ふたつの彗星が不発に終わった。
1996年にやってきた百武彗星は事前に何も騒がれなかったのに素晴らしい大彗星になった。
自然はまだまだ人の知恵では量れない。
今年、宇宙からのビッグなプレゼントを期待したい。

渡部 佳則  Yoshinori WATABE
誕生日:4月16日 星座:おひつじ座 血液型:B型

新潟県見附市生まれ。
中学校教員から写真家に転身。広告、ドキュメンタリーの撮影のほか
日本全国の「星空のある風景」や新潟県の手仕事をはじめとした「職人」をテーマに撮影活動を続ける。
’96日本写真家協会展銅賞。写真集に「古町’99-2000」。
日本写真家協会、世界環境写真家協会会員。新潟市在住。

ホームページ  http://studioft.web.fc2.com/